公開日

2003年7月12日

上映時間

100 分

ジャンル

劇映画

カラー

Color

上映フォーマット

35mm

スクリーンサイズ

-

サウンドプロセッシング

-

【監督】

• 河瀨直美

【プロデューサー】

• 長澤佳也

【キャスト】

• 福永幸平 ── 麻生俊
• 兵頭祐香 ── 伊東夕
• 樋口可南子 ── 伊東昌子

【スタッフ】

• 河瀨直美 ── 脚本
• 山崎祐 ── 撮影
• UA ── 音楽

【製作会社】

リアルプロダクツ, 日活, 讀賣テレビ放送, 学校法人ビジュアルアーツ専門学校

【解説】

『萌の朱雀』にてカンヌ映画祭カメラドール賞を受賞した河瀬直美監督の最新作。本作品もまた2003年のカンヌ映画祭で高い評価を受けた。
古都奈良で代々墨職人を受け継いできた麻生家。麻生俊(福永幸平)の双子の弟圭は、ある日神隠しにあっていなくなってしまった。俊はその空白を数年間抱えたまま高校生になった。俊の初恋相手伊東夕(兵頭祐香)も亡母の影を引きずっていた。俊の父(生瀬勝久)夕の母(樋口可南子)が欠落を埋めるように彼らを包み込み、街では夏祭り「バサラ祭」が催され特権的な癒しの時間を人々は味わう。俊の義母(河瀬直美)は身ごもっていた子を自宅で出産し、そのことで彼らは過去と忘却をゆるし、家族という共同体を再生させる決心をする。近作では撮影も担当し、日本的自然を情熱とともに描ききる河瀬直美渾身のサーガ。

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