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中平康 (1926-1978)

NAKAHIRA Ko

©NIKKATSU

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1949年に松竹大船撮影所に入社。木下惠介、川島雄三らの助監督を務めた後、1954年に日活へ移籍する。1956年に『狙われた男』で監督デビューするが、先に公開された『狂った果実』(1956)がセンセーショナルな話題を呼び、一躍時代の寵児になる。多岐にわたるジャンルを手がけながらも、従来の日本映画へのアンチテーゼとして、スタイリッシュな映像表現とスピーディーなテンポにこだわり、製作を再開したばかりの日活の若さを象徴するような作品群を連発する。1968年に日活を解雇され、1971年に中平プロダクションを設立。その間、香港や韓国に招かれ、自作のリメイク『狂恋詩』(1968、香港)、『青春不時着』(1971、韓国)などを監督する。ヌーヴェル・ヴァーグの作家たちを「弟子たち」と豪語し、視覚的芸術としての映画の斬新さを追求し続けた中平の作品には規格外の美しさが息づき、彼の死から半世紀経った現在もモダニストとしての地位は揺ぎなきものになっている。

(執筆:具 珉婀)

【スタッフ】