Blue boy jiken
ブルーボーイ事件

(c)2025「ブルーボーイ事件」製作委員会
- 公開日
- 2025年
- 上映時間
- 106 分
- カラー
- Color
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【解説】
これは事実に基づく物語。
1960年代、東京オリンピックに沸いた高度成長期の日本でその事件は起きた。
都市の国際化が進む中で、政府は街の風紀を浄化する対策を打ち出す。売春防止法が施行され、街頭に立つ娼婦たちの取り締まりが進んだ。ところが、女性だけを対象にした売春防止法では当時ブルーボーイと呼ばれた男娼を取り締まることができない。手を焼いた警察は、彼らの性転換手術をした医師を逮捕する。
まだLGBTという概念さえ無かった当時、裁判に3名のトランスジェンダーが証人として出廷したことで世間の興味本位の注目を集めることになる。
そして、手術が正当な医療行為か否かを争うその法廷で“幸せとは何か?”ということが延々と議論されることになる。
裁判の結果、性転換手術は合法とされたが、「ブルーボーイ事件」と呼ばれるこの出来事が原因となり性転換手術がタブー視されることになる。判決から29年間、日本では手術が実施されることはなかった。
「ブルーボーイ事件」は日本のセクシュアルマイノリティの生き方に影響を残したまま、半世紀が過ぎ、知られざる歴史となっている。
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