Mizu no Onna
水の女
- 公開日
- 2002年11月9日
- 上映時間
- 115 分
- カラー
- Color
- 上映フォーマット
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【監督】
【プロデューサー】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
アーティストフィルム, 日活
【解説】
日本を代表する女性歌手のひとりUAの、初主演作。ギリシア自然哲学における宇宙の四元素、水火風地に登場人物たちをなぞらえて、物語は構成される。涼(UA)は、雨女と呼ばれている。実家は銭湯を営んでいるが、ある日父と婚約者とが、同時にこの世を去る。天涯孤独の身となった傷心の涼は旅に出て、森の奥で風のように自由に暮らすユキノ(HIKARU)と出会う。実家に戻ると見知らぬ男・優作(浅野忠信)が、家に上がりこんでいる。涼は優作を銭湯の釜場で働かないかと誘う。涼から「おかあちゃん」と呼ばれる翠(小川眞由美)はショッピングバッグ・レディである。街そのものを住居とする彼女は地の役割。こうやって揃った四元素が絡み合い、銭湯の高い煙突を中心に持つ、小宇宙を作り上げる。それは、幼い頃の涼の見た、記憶の中のまばゆい光景でもあった。しかし現実のその小宇宙は儚く消える。だが涼は、その孤独をもはや悲しむことはなかった。
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