公開日

2005年6月25日

上映時間

93 分

ジャンル

劇映画

カラー

Color

上映フォーマット

35mm

スクリーンサイズ

-

サウンドプロセッシング

-

【監督】

• 小栗康平

【プロデューサー】

• 佐々木伯
• 鈴木嘉弘

【キャスト】

• 夏蓮 ── まち
• 登坂紘光 ── 知行
• 浅野忠信 ── 三ちゃん

【スタッフ】

• 小栗康平 ── 脚本
• 佐々木伯 ── 脚本
• 寺沼範雄 ── 撮影
• 小川信夫 ── 編集

【製作会社】

劇団ひまわり, えいすう総研, さなる, 栄光, ナガセ, ティエラコム

【解説】

山間の小さな田舎町に暮らす高校生のまち(夏蓮)は、ある日、女友達と短い物語を作り、それをリレーしていく遊びを思いつく。「町のペット屋がラクダを仕入れた」というエピソードを始まりとして、無邪気な夢物語が紡がれていく。一方、町に住む大人たちにも個々の暮らしから紡がれてきた自分史という物語があった。そんなある日、ゲートボール場の崖が大雨で崩れ、火山噴火によって立ち木のまま地中で生きていた"埋もれ木"と呼ばれる古代の樹木が姿を現わす。埋もれ木に誘われるように町中の人々が集まり、カーニバルが始まる。そこでまちたちは、張りぼてのクジラを作り、風船で空に飛ばすことに成功する。そして、カーニバルに集った人々、それぞれの物語が幻想的なイメージとなって昇華されていく。『泥の河』『死の棘』の小栗康平が前作『眠る男』以来9年ぶりに手掛けた本作は、全編HDカメラで撮影された。2005年カンヌ国際映画祭監督週間出品作。

【映画祭・受賞歴】

第58回カンヌ国際映画祭(監督週間)
第7回Osian's-Cinefan(アジア・コンペティション)
2005ハワイ国際映画祭
第27回台北金馬映画祭

【海外窓口】

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