Hana to namida to honoo
美空ひばり・森進一の花と涙と炎
- 公開日
- 1970年1月15日
- 上映時間
- 94 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
井上梅次が脚本・監督を担当した歌謡もの。撮影はコンビの丸山恵司が担当。
日本舞踊藤花流の家元藤花清十郎は娘霞に再興の夢を託していた。しかし、霞はバンドマスターの高山浩との恋を成就させようと家を出る決意であった。そんな折、弟子の喜三郎は霞との結婚、家元の乗っ取りを企んでいた。数日後、霞は浩から突然別れ話をつきつけられ、慣れぬ酒に酔い潰れる。そんな時、会ったのが流しの榊竜介だった。竜介の唄は傷心の霞の胸に迫り、その唄に対するひたむきな情熱に感動した霞は、後援を約束するのだった。やがて、霞は家元になることを決意。一方竜介はテレビ出演にまで名を高めた。霞と結婚できないことを知った喜三郎は、藤花流の別派をつくり、このショックで清十郎は倒れた。この分裂さわぎで霞は、喜三郎一派と決着をつけるべく、家元襲名の会にすべての性根を傾けた。ある夜、霞は浩が自分を捨てたのは清十郎の指金であることを知ると、「僕の好きな人は姉さんだ」と絶叫する竜介をやさしくさとすのだった。竜介は家元襲名の会の費用にと、自分をレコード会社に身売りした五百万円を霞のもとにとどけた。竜介の好意に涙を流す霞。そして、襲名の日、霞は家紋“鶴”の創作舞踊を涙と女の意地にかけて踊った。喜ぶ清十郎、浩、そして竜介は淋しくその舞い姿を見るのだった。
【映連データベースの作品紹介ページより】
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