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市川崑 (1915-2008)

ICHIKAWA Kon

©NIKKATSU

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1933年にJ.O.スタヂオ(東宝の前身の一つ)漫画部に入社。アニメーターとしてのキャリアは後に劇映画において奇抜な映像表現を生み出す原点となる。1936年にトーキー漫画部の閉鎖に伴い助監督部に転属し、伊丹万作、石田民三らに就く。1948年に東宝争議を経て新東宝に移籍し、『花ひらく 眞知子より』で長篇監督デビュー。同年、後に脚本家としてコンビを組む和田夏十と結婚する。1951年に東宝に戻ってから実験精神あふれる映像表現を取り入れた『プーサン』(1953)などを発表し、1955年から日活で『ビルマの竪琴』(1956)、1956年から大映で『鍵』(1959)などの文芸映画を中心に幅広いジャンルを手がける。「記録か芸術か」の議論を巻き起こした『東京オリンピック』(1965)でカンヌ国際映画祭国際批評家賞を受賞。大胆な実験精神とそれを商業的に成立させる手腕を発揮し、映画界が斜陽になってからも『犬神家の一族』(1976)をヒットさせるなど、晩年まで第一線で活躍した。

(執筆:具 珉婀)

【スタッフ】