公開日

1954年9月15日

上映時間

155 分

ジャンル

劇映画

カラー

Monochrome

上映フォーマット

-

スクリーンサイズ

Standard (1:1.37)

サウンドプロセッシング

-

【監督】

• 木下惠介

【プロデューサー】

• 桑田良太郎 ── 製作

【キャスト】

• 高峰秀子 ── 大石久子
• 月丘夢路 ── マスノ
• 田村高広 ── 岡田磯吉

【スタッフ】

• 木下惠介 ── 脚本
• 楠田浩之 ── 撮影
• 木下忠司 ── 音楽
• 中村公彦 ── 美術

【製作会社】

松竹（大船）

【配給会社（国内）】

松竹

【解説】

瀬戸内海の小豆島に赴任してきた若い先生と12人の教え子との心の触れ合いを戦争という時の推移のうちに描き出す。ジャン・ルノワールの『河』（1951）に感銘を受けた木下は、それまでの自身の演出技法を意識的に遠ざけ、小豆島の変わらない美しい自然に対比させながら戦争の悲劇性を浮かび上がらせた。唱歌、童謡を主とする音楽が絶大な効果をあげ、長い戦争で疲れ果てた大衆の心を癒し、国民的監督の評価を決定づける一作になった。

（執筆：具 珉婀/参考文献：国立映画アーカイブ企画上映プログラム）

【映画祭・受賞歴】

2005　ベルリン国際映画祭　ベルリナーレ・スペシャル

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