Cheese to Ujimushi
チーズとうじ虫
- 公開日
- 2006年7月8日
- 上映時間
- 98 分
- カラー
- Color
- 上映フォーマット
- DVCAM
【監督】
【スタッフ】
【解説】
余命わずかな母と祖母の日常を撮影したドキュメンタリー。監督は娘である加藤治代。
群馬の田舎町で暮らす祖母と母と娘。料理や畑仕事をする母の日常と、隣家に住む兄夫婦と子どもたちとのふれあいが、四季の風景とともに収められていく。穏やかな時の流れの中、ついに訪れる母の最期。葬儀の際に収められたのは、死を理解できない子どもたちと鳴き続ける蝉の声。
母親の死後も、加藤は、祖母や、母親の遺品にカメラを向け、自身の心情を記録する。
コンポストに生息するうじ虫に向けられたカメラからは、母の病に真正面から向き合おうとする娘の意志が、そして、食物連鎖の一端にあるうじ虫の存在を通して母の死に意味を見出そうとする娘の痛切な思いが受け取れる。
2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭で小川紳介賞と批評家連盟賞をダブル受賞、2005年ナント三大陸映画祭グランプリなど、世界中の映画祭で賞賛された。
【映画祭・受賞歴】
山形国際ドキュメンタリー映画祭2005
ナント三大陸映画祭2005
ビジョンドリール映画祭 2006
リスボン国際ドキュメンタリー映画祭 2006
イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭 2006
フランクフルト国際映画祭 2006
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2005 小川紳介賞・国際批評家連盟賞
ナント三大陸映画祭 2005 ドキュメンタリー部門 金の気球賞(最高賞)
インビテーション・アワード 2006
【海外窓口】
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