全検索

タイトル検索

公開年:
製作年:

※検索オプション

スタッフ・キャスト検索

※検索オプション

会社・団体検索

※検索オプション

カテゴリー

ジャンル

ジャンル詳細

1961

Tsuma ari ko ari tomo arite

妻あり子あり友ありて

Tokyo Detective Saga

公開日
1961年11月1日
上映時間
157 分
ジャンル
劇映画
カラー
-
上映フォーマット
-

【監督】

【キャスト】

【スタッフ】

【製作会社】

松竹

【配給会社(国内)】

松竹

【解説】

樫原一郎の「ニッポン警視庁」を原作に八住利雄が脚色、井上海次が監督した二人の刑事の半生記。撮影は石本秀雄が担当している。
大正15年3月、辺見三郎太は警視庁巡査採用試験に合格、鹿児島から上京した。下関で汽車をまちがえ、入所式に遅刻した辺見は採用をとり消されそうになるが、白サヤの短刀をとり出し「こいから上野公園とかへ行きもんで、西郷どんの前で腹切い申す」と、本多教官に食いさがった。汽車の中で知り合った象潟署の松山部長刑事の口添えで、やっとのことで許された。“短刀で教官をおどした薩摩ぽう”と評判がたち、辺見は名物男として知られるようになった。東北の農村出身の二瓶米作と親友になり、励まし合った。二瓶は熱しやすい辺見に比べ、地味で朴訥、しかし粘りづよさでは薩摩隼人の辺見にも負けない激しい情熱を内にもっていた。やがて練習所を卒業後、辺見は象潟署管内の浅草公園巡査派出所へ、二瓶は浅草橋巡査派出所へ配属された。昭和2年、説教強盗、ピストル強盗という二大事件が発生した中で、二人は刑事に昇格。辺見は巡査時代に知り合った滝代の妹信子と見合結婚、二瓶は郷里の許婚と結ばれた。辺見の婚礼の夜、ピストル強盗によって二人の巡査が倒れた。必死の張り込み。辺見は十日目に犯人福田諭吉を捕えた。同じころ説教強盗妻木松吉も捕まった。翌年、辺見は長男竜四郎をもうけたが、刑事という激務の夫をもつ信子の健康は急速に衰えていった。二瓶家にも長男正一についで道代、昭夫と生まれた。やがて満州事変、そして国際連盟脱退。そのころ五人を射殺するという質屋強盗事件が発生、犯人岩下熊吉の山狩りを行う辺見のもとに信子、危篤の報が…。

【映連データベースの作品紹介ページより】

【海外窓口】

松竹(株)
海外事業部 グローバル営業室

104-8422 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル
tel: 03-5550-1623
fax: 03-5550-1654
E-mail: ibd@shochiku.co.jp
http://www.shochiku.co.jp


関連作品

亡命記

亡命記 (1955)

監督
野村芳太郎
キャスト
佐田啓二, 岸惠子

作家・白藤茂の小説を原作に、日本人女性と中国人男性のカップルが、戦争によって翻弄される姿を描く。監督は、『砂の器』『八つ墓村』の野村芳太郎。 戦争最中、左千子(岸惠子)は、日本に留学していた中国人の医学生・顔紹昌(佐田啓二)と結婚。夫婦で南京に渡ると、紹昌は南京新政府に協力し、…

劇場公開日
1955年5月3日
彼岸花

彼岸花 (1958)

監督
小津安二郎
キャスト
有馬稲子, 久我美子, 佐田啓二

里見弴の小説を、小津安二郎・野田高梧のコンビが脚色したもので、結婚期にある三人の娘と、容易に意見の合わないそれぞれの家庭の親とを描いたもの。「東京暮色」以来一年ぶりに小津安二郎が監督し、厚田雄春が撮影した。山本富士子の他社初出演をはじめ、有馬稲子・久我美子・佐田啓二・佐分利信・高…

劇場公開日
1958年9月7日
惜春鳥

惜春鳥 (1959)

監督
木下惠介
キャスト
津川雅彦, 山本豊三, 川津祐介

幼い頃に友情を誓い合った5人の青年。早春の会津若松で再会した彼らは互いの気持ちの食い違いに動揺する。木下の指導のもとで才能を開花させた「木下学校」の若手俳優陣が勢揃いした青春映画。白虎隊の哀史を重ね合わせながら、歳月の流れに敗れ、若き日の純粋さに別れを告げる青年たちの心の機微を繊…

劇場公開日
1959年4月28日
二十四の瞳

二十四の瞳 (1954)

監督
木下惠介
キャスト
高峰秀子, 月丘夢路, 田村高広

瀬戸内海の小豆島に赴任してきた若い先生と12人の教え子との心の触れ合いを戦争という時の推移のうちに描き出す。ジャン・ルノワールの『河』(1951)に感銘を受けた木下は、それまでの自身の演出技法を意識的に遠ざけ、小豆島の変わらない美しい自然に対比させながら戦争の悲劇性を浮かび上がら…

劇場公開日
1954年9月15日