Daikon to ninjin
大根と人参
- 公開日
- 1965年1月3日
- 上映時間
- 107 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
野田高梧と小津安二郎の原案を白坂依志夫がシナリオ化、監督は渋谷実。撮影を長岡博之が担当している。
山樹東吉は内外商事の総務次長。長女の京子、次女の夏子、三女の晴子はすでに嫁いで、現在は妻の信代と末娘の恵子との三人暮しの毎日。その恵子も、東吉の同窓鈴鹿剛平の息子三郎と婚約して、やがて巣立とうとしている。ある夜、東吉は同窓会の席上、ガンで療養中の秋山にその病名を知らせる可きか否かで鈴鹿と口論となり、ついに恵子、三郎の縁組もあぶなくなった。だが若い二人の心は、幸せでふくらんでいた。こんな東吉に、小さな事件が訪れた。東吉の世話で、内外商事に入社した弟の康介が、会社の公金を100万使い込んだのだ。後始末を頼まれた東吉は、30年かけて築きあげた地位を守らんため、預金70万を康介に手渡した。そして残りの30万を証券会社から受け取ったまま、東吉は謎の失踪をした。急拠集まった娘夫婦や、康介は、今はやりの人間蒸発ではないかと、各人各様な推理を働かせては、信代を不安に陥し入れた。河野美枝が山樹家を訪れたのは、そんな時であった。美しい娘の登場に“事件の陰に女ありと”思わせたが、実は、美枝は戦争中山樹の愛人だった美枝の母との間に生れた娘であったのだ。そして、結婚の仲人を頼みに来たのだった。山樹が家出して十日が経とうとしていた・:・・。
【映連データベースの作品紹介ページより】
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