Bokyo to okite
望郷と掟
- 公開日
- 1966年1月15日
- 上映時間
- 90 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
井手雅人がシナリオを執筆、野村芳太郎が監督したやくざもの。撮影は川又昂が担当している。
誰も待つ人も、迎える人もいない娑婆へ相良は二年ぶりで出た。相良はかつて税関の下級職員であったが、ふとしたことから密輸に手を染め、組織の責任を負って獄中にあったのだ。再び神戸にやって来た相良は、彼を売った密輸金塊王、劉と相良の恋人あさみを捜した。だが相良は相良の後を劉の命令でつける配下の者に、拉致された。一方、神戸の埠頭では、バラケツ留次と崔の気風の良さに目をつけた劉の配下山根が二人を密輸組織に誘い込んだ。仕事は密輸金塊の運びに時をかせぐ囮であった。その頃、相良はぬけ出して、大胆にも劉の店に顔を出した。だが出て来たのは意外にも変わり果てたあさみであった。あさみは相良と別れてからは劉にしばられ、麻薬で身心ともにもちくずしていた。相良は罠とは知りながら、深夜の遊園地であさみと会った。だがそこへ走って来た車から相良にむけて弾が飛んだ。一味の中に昔の仲間の山根を見つけた相良は、山根を追い、近く金塊の沖取りを劉の手で行なうことを聞いた。その頃長谷川刑事部長を中心とした県警は、密輸の核心に迫るべく活発な動きを見せていた。相良は計画を練り、劉の金塊を横取りするため、山根を通して留次、崔、榊を仲間に加えた。この三人は、密輸にそれぞれの人生をかけていた。留次は、恋人和江と結婚する夢、崔は韓国へ帰る夢、そして榊は昔のシマに店を出したかった。当日劉一味の取引は成功した。だが劉を裏切った山根の計略で、相良らは金塊を劉一味から奪うことに成功したが・・・。
【映連データベースの作品紹介ページより】
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