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増村保造 (1924-1986)

MASUMURA Yasuzo

1950年代にイタリア国立映画実験センターへ留学し、帰国後は大映で溝口健二の助監督を経て東京撮影所を中心に活躍した監督である。増村は旧来の情緒的でゆったりとした日本映画を批判し、自我を率直に表現する人々をすばやいカッティングと台詞回しで描いた。『最高殊勲夫人』(1959)はそうした手法が極限まで加速された一作である。とりわけ俳優の若尾文子とは20作を共にし、『妻は告白する』(1961)や『清作の妻』(1965)で力強く生きる女性像をスクリーンに映し出した。キャリアの半ば頃からは『卍』(1964)・『刺青』(1966)・『痴人の愛』(1967)など谷崎潤一郎文学の映画化に挑み、重厚な作品に仕上げた。東京大学では作家の三島由紀夫と同期で、後に彼を主演とした『からっ風野郎』(1960)や彼の小説を原作とした『音楽』(1972)を監督することになる。

(執筆:宮本 法明/参考文献:国立映画アーカイブ企画上映プログラム)

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