Ookami no gofu satobito to yamabito no awai ni
オオカミの護符 - 里びとと山びととのあわいに -
The Wolf Talisman - where town and mountain meet
- 公開日
- 2008年3月19日
- 上映時間
- 114 分
- カラー
- Color
- 上映フォーマット
- Digital Betacam
- スクリーンサイズ
- Standard (1:1.37)
- サウンドプロセッシング
- Stereo
【監督】
【プロデューサー】
【スタッフ】
- 伊藤碩男 ── 撮影
- 由井英 ── 撮影
- 河合樹香 ── 音声
- 中嶋美紀 ── 助監督
- 糸博 ── ナレーション
- 小倉美恵子 ── ナレーション
- 姜小青 ── 中国古筝
- 千島幸明 ── 篠笛
- 永田紗戀 ── 題字
- ジェフリー・アイリッシュ ── 翻訳
- キンバリー・フォーサイス ── 英語版吹き替え
- クリス・ウェルズ ── 英語版ナレーション
【製作会社】
ささらプロダクション, 環境テレビトラスト
【配給会社(国内)】
ささらプロダクション
【解説】
首都東京を抱える関東地方一帯で、今も土地に根ざした信仰がある事実を伝えながら、田畑を守るお札となっている「オオカミの護符」の謎に迫ったドキュメンタリー。2008年度文化庁映画賞 記録文化映画賞に輝いている。
憧れの住宅街が広がる東急田園都市線沿線。この一帯には今も農家が残り、土蔵の扉や家の戸口、畑の片隅などにオオカミの姿を写したお札が貼られている。人や家畜を襲う獣として恐れられるオオカミが、ここでは田畑を荒らす動物から農作物を守り、さまざまな“難事”から家を護るありがたい存在として敬われている。関東平野を囲む山々には、かつてニホンオオカミが棲んでいた。その山々に点在する神社から「オオカミの護符」は発行され、関東一円の“お百姓”は、何百年もの間、各村々から毎年そのお札を受けに山々の神社に参拝を続けている。そこには神事にとどまらず、その背後にある山々、すなわち大いなる自然を敬い“百(たくさん)のなりわい”をこなす、“百姓”の姿がある。御嶽山麓の民家にはニホンオオカミの骨と御札の版木が今も大切に保存され、ここから人とオオカミの関係性が示されていく。
【公式サイト】
【映画祭・受賞歴】
文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞
【海外窓口】
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