公開日

2005年1月29日

上映時間

75 分

ジャンル

劇映画

カラー

Color

上映フォーマット

35mm

スクリーンサイズ

-

サウンドプロセッシング

-

【監督】

• 市川準

【プロデューサー】

• 橋本直樹
• 米澤桂子
• 石田基紀

【キャスト】

• イッセー尾形 ── トニー滝谷、滝谷省三郎
• 宮沢りえ ── A子(小沼英子)、B子(斉藤久子)
• 西島秀俊 ── ナレーター

【スタッフ】

• 市川準 ── 脚本
• 村上春樹 ── 原作
• 坂本龍一 ── 音楽
• 広川泰士 ── 撮影

【製作会社】

ウィルコ

【解説】

村上春樹の同名短編小説を、『大阪物語』『竜馬の妻とその夫と愛人』の市川準が静謐なタッチで描いた作品。
生まれてすぐに母を亡くしたトニー滝谷(イッセー尾形)は孤独な幼少期を送ったが、孤独を実感したことはなかった。大人になりイラストレーターとなったトニーは、彼の家に出入りする編集者の英子(宮沢りえ)に初めて恋をする。トニーと英子は結婚して静かな生活を送っていたが、ひとつだけ問題があった。それは英子が服を買いすぎること。彼女は洋服屋で服を見ると買わずにはいられなかった。服を買うのをやめようとして情緒不安定になった英子は、ある日交通事故を起こして死んでしまう。トニーは残された膨大な服を着てくれる秘書を雇おうとするが、採用した久子(宮沢りえ・二役)は英子が残した服を目の前にして突然泣き出してしまう。英子の死と、見ず知らずの久子が流した涙によってトニーは初めて「孤独」の意味を知る。

【映画祭・受賞歴】

第57回ロカルノ国際映画祭
2005サンダンス国際映画祭
第57回ロカルノ国際映画祭 - 審査員特別賞 国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞

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