Kuchikukan Yukikaze
駆逐艦雪風
- 公開日
- 1964年2月16日
- 上映時間
- 93 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
戸倉康裕と大橋健一が共同でオリジナル・シナリオを執筆山田達雄が監督した戦争もの。撮影は板橋重夫が担当している。
木田勇太郎は佐世保海軍工廠の工員として駆逐艦雪風を製作した。何よりもこの雪風を愛した木田は、この船の設計者小川少佐に嘆題し、海軍に応召した木田は雪風の乗組員となった。日ごとに高まる戦火の中、雪風は無傷のうちに多大な戦果を収めた。内地に帰還した日手島艦長の家庭に案内された木田は、艦長の妹の由起子にひそかに好意を感じた。昭和二十年戦局は激しさを増した。そんなある日木田は弟の勇二にばったり逢う。特攻隊員として明日をも知れない身体、弟を前にして木田にはこみあげてくるものがあった。勇二と別れて数日後、勇二の悲報が入った。ちょうど訪れた母にも告げられず木田は、雪風艦上の人となった。沖縄出撃の大和と雪風の駆逐艦、だが今は大和も沈み雪風だけが人員救助のうえ帰艦と命を受けた。弟と愛する由起子をも失った勇太郎は、歯をくいしばってこの退却に耐えた。終戦の日、無傷の雪風が賠償として中国海軍に引き渡された。木田は農夫姿でいつまでもその勇姿を見送っていた。
【映連データベースの作品紹介ページより】
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