全検索

タイトル検索

公開年:
製作年:

※検索オプション

スタッフ・キャスト検索

※検索オプション

会社・団体検索

※検索オプション

カテゴリー

ジャンル

ジャンル詳細

1965

Yukiguni

雪国

Love in the Snow

公開日
1965年4月10日
上映時間
115 分
ジャンル
劇映画
カラー
-
上映フォーマット
-

【監督】

【キャスト】

【スタッフ】

【製作会社】

松竹

【配給会社(国内)】

松竹

【解説】

川端康成の同名小説を斎藤良輔と大庭秀雄が共同で脚色、大庭秀雄が監督した文芸もの。撮影は成島東一郎が担当している。
島村が初めてこの温泉町を訪れた時、駒子は芸者ではなかったが、大きな宴会には頼まれて踊ることもあった。駒子は16の時に東京にお酌に出たが、旦那がついて、踊りの師匠で身を立てるつもりが、旦那の急死で実現せぬまま、この町で過ごしていた。島村は駒子に芸者を世話して欲しいと頼んだが、駒子は、欲望を処理する道具としてしか考えない島村に反発を感じた。また島村もそんな不思議なまでに清潔な駒子の姿に、侵し難い美しさをおぼえた。いつしか、駒子が島村の部屋を訪れるようになった。友達でいようという約束も、島村から破っていった。駒子は人目をしのんで夜更けに帰っていった。島村が、再び雪国を訪れたのは、半年後のことであった。車中、病人の青年を夫のようにいたわる女、葉子の不思議な目に惹かれた島村はその病人行男が駒子の踊りの師匠の息子だと知り驚いた。その頃駒子は芸者になっていた。二人は自由に逢瀬を楽しんだが、葉子の目は島村を冷たく刺した。島村は町の人から、葉子も駒子も師匠の養女だが、今では師匠をはじめ行男、葉子のめんどうを駒子がみているのだと聞いた。そして行男と駒子が許婚者であることも知った。この話を聞いた駒子は、行男との間を否定したが、それ以上何も語らなかった。島村三度この温泉場を訪れた時、師匠も行男もこの世の人ではなく駒子も今は、葉子と別れ、年期奉公の身であった。今は一人の男として、駒子を抱く島村の腕の中で駒子は、芸者としてもて遊ばれた自分をみて、口惜し涙があふれた。

【映連データベースの作品紹介ページより】

【海外窓口】

松竹(株)
海外事業部 グローバル営業室

104-8422 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル
tel: 03-5550-1623
fax: 03-5550-1654
E-mail: ibd@shochiku.co.jp
http://www.shochiku.co.jp


関連作品

梅切らぬバカ

梅切らぬバカ (2021)

監督
和島香太郎
キャスト
加賀まりこ, 塚地武雅, 渡辺いっけい

年老いた母親と自閉症の息子が、社会の中で生きていく様を温かく誠実に描くドラマ。監督は、脚本を担当した『マンガ肉と僕』が第27回東京国際映画祭に出品された和島香太郎。 山田珠子(加賀まりこ)は、息子・忠男(塚地武雅)とふたり暮らし。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣家からは苦情が…

劇場公開日
2021年11月12日
悦楽

悦楽 (1965)

監督
大島渚
キャスト
中村賀津雄, 加賀まりこ, 野川由美子

山田風太郎の原作「棺の中の悦楽」を大島渚が脚色・監督した。撮影は高田昭が担当している。 三流の広告会社で働く安サラリーマン脇坂篤のところに、ある日篤がかつて家庭教師をしていたころの教え子稲葉匠子から結婚招待状が送られてきた。篤はいつの日からか、匠子を密かに愛し続けてきたのだ、そ…

劇場公開日
1965年8月29日
乾いた花 

乾いた花  (1964)

監督
篠田正浩
キャスト
池部良, 加賀まりこ, 藤木孝

刑務所帰りの男は花札賭場で出自不明の女に出会い、高額の賭場への紹介を依頼される。森英恵によるスタイリッシュな衣装に身を包んだ加賀まりこが、賭場でひときわ異彩を放つ。明朗喜劇の印象が強い松竹にあって、篠田正浩は闇と光の強烈なコントラストで裏社会の男女を描き、公開が延期されお蔵入りも…

劇場公開日
1964年3月1日
夕陽に赤い俺の顔

夕陽に赤い俺の顔 (1961)

監督
篠田正浩
キャスト
川津祐介, 岩下志麻, 炎加世子

8人の殺し屋が一番の腕利きを決めようとするも、彼らを凌駕するガンマニアの青年がふいに現れる。松竹からの急遽の要請に、篠田はのちに実験映画監督としても活躍する寺山修司と一週間足らずで、日活アクションをパロディに脚本を執筆。個性豊かな殺し屋たちのキャラクターやカラフルなファッションが…

劇場公開日
1961年2月19日