Gohiki no shinshi
五匹の紳士
- 公開日
- 1966年1月15日
- 上映時間
- 93 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
大野靖子と五社英雄が共同でシナリオを執筆五社英雄が監督したアクションもの。撮影は酒井忠が担当している。
出所を明日にひかえた笈田は、公金横領罪の千石から「3000万円山わけ」の話をもちかけられた。かつて銀行員であった笈田は、何のバックも持たず上役の令嬢洋子を口説き婚約にまでこぎつけたが、交通事故を起こし獄中にあった。失った幸福を金で買い戻そうと決心した笈田は、千石の言葉に従って、出獄すると彼の情婦歌子を訪ねた。だが歌子は“訳はいえないが、三人の男を殺して”と頼み、報酬は1500万円だともちこんだ。三人の男のうち第一の男風太郎の元木は、元警官であったが、彼が検挙した犯人の妻とよ子への同情が愛にかわり、ついに身をもちくずしたのであった。追求する笈田のすきを見て逃げた元木は、何者かに殺害された。笈田は元木の下宿を訪れ孤児となった元木の娘巴を見出した。巴を連れ第二の男梅ケ谷をストリップ小屋に訪れた笈田は、梅ケ谷が三国人の宗、金に追われ行方をくらませたことを知った。梅ケ谷を捜し出した笈田だが、彼もまた口をとさしたまま、宗らの手で殺害された。こうして二人は、笈田の手を貸りずに消えた。翌日第三の男、元ボクサーの冬島を訪れた。笈田に脅迫された冬島は、意外にも事の真相を告げた。二年前職業安定所で知り会った彼らは、千石の計画で、宗、金らの麻薬取引場を襲い3000万円を強奪したのだった。そしてその金は千石が隠したというのだ。笈田は千石の真意を知って愕然とした。その時冬島を宗らが襲った。死闘の末金と冬島は死んだ。だが宗は巴を囮に3000万を要求して来た。千石の出獄をむかえた笈田は、金のかくし場所に案内させると、3000万を中に、初めて男と男の対決をせまった。
【映連データベースの作品紹介ページより】
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