Bokyo
望郷
- 公開日
- 1971年3月20日
- 上映時間
- 85 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
森進一のヒット曲『望郷』の映画化。脚本は70年度キネマ旬報脚本賞を受賞した「男はつらいよ 純情篇」の宮崎晃。監督は山田洋次のチーフ助監督をつとめていた、大嶺俊順。撮影は小杉正雄がそれぞれ担当している。なお、大嶺俊順はこれが監督昇進第一回作品となる。
松村友子は、病床の父に姉・文江を逢わすために夜汽車で東京に向かった。文江は五年前、妻子ある男と恋愛事件を起こして父と衝突し、故郷を飛びだしてしまったのだ。それ以後は何の音沙汰もなかった。友子の東京行きのもう一つの目的は集団就職した中学の同級生の消息を知ることであった。東京に着いた友子は、新宿の片隅にある小さなバー風花を経営する文江を訪ねた。友子は、文江の変貌ぶりに驚き、文江もまた友子の大人びた姿に5年の歳月を感じた。友子は津軽の家のことを話した。文江の目前になつかしい故郷の風景が蘇った。だが、文江の口から帰るという言葉は出なかった。翌日、友子は、中学時代一番仲の良かった相川道夫に会い、道夫の知らせで、鈴木清、斎藤美代子にも会った。二人は同棲しながら、清は池袋でバーテンをし、美代子はヌードモデルをしていた。彼らにはもはや昔のおもかげはなかった。洋裁店に勤めている和子にも会ったが、なぜかその態度は冷たかった。友子は、文江の恋人であるレコード会社のディレクター高木が育てている森川のことを、文江から聞き、級友の森川ではないかと思い彼を訪ねるが、その期待は空しかった。しかし、森川の話を聞くうちに、若い二人は次第にうちとけた。翌日、道夫は友子を箱根にドライブに誘った。箱根には、妻子ある高木と別れることを決意した文江の姿があった。その夜、文江の帰らないアパートで、道夫は友子と一緒に故郷へ帰る約束をした・・・。
【映連データベースの作品紹介ページより】
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