公開日

2003年12月6日

上映時間

118 分

ジャンル

劇映画

カラー

Color

上映フォーマット

35mm

スクリーンサイズ

-

サウンドプロセッシング

-

【監督】

• 黒木和雄

【プロデューサー】

• 仙頭武則

【キャスト】

• 柄本佑 ── 日高康夫
• 小田エリカ ── なつ
• 原田芳雄 ── 日高重徳

【スタッフ】

• 松田正隆 ── 脚本
• 黒木和雄 ── 脚本
• たむらまさき ── 撮影
• 松村禎三 ── 音楽

【製作会社】

ランブルフィッシュ

【解説】

舞台は1945年夏、終戦直前の鹿児島県霧島。中学3年の康夫(柄本佑)は、東京の親元から疎開し、そこで厳格な祖父(原田芳雄)と祖母とともに暮らしている。病を抱え軍隊への召集を免れている彼は、目の前で爆死した親友を見殺しにした罪悪感に苦しめられ、周囲の好戦ムードにも馴染めない。彼に親近感を抱く奉行人のなつ、夫の戦死の虚しさを紛らわすように兵隊と密会を重ねるその母親など、終戦を迎えるまでの様々な人間関係が康夫を中心に展開される。ドキュメンタリー映画出身のベテラン監督黒木和雄は、そんな彼らを美しい霧島の風景とともに丁寧に描いてゆく。自身の少年時代の体験をもとに作られたこの作品は、『TOMORROW/明日』('88)に続き、次回作『父と暮らせば』('04公開予定)で完成される「戦争三部作」の第2作目に当たる。

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