公開日

1963年11月16日

上映時間

102 分

ジャンル

劇映画

カラー

Monochrome

上映フォーマット

-

スクリーンサイズ

Cinema Scope (1:2.35)

サウンドプロセッシング

-

【監督】

• 岡本喜八

【プロデューサー】

• 藤本真澄
• 金子正且

【キャスト】

• 小林桂樹 ── 江分利満
• 新珠三千代 ── 夏子
• 矢内茂 ── 庄助

【スタッフ】

• 井手俊郎 ── 脚本
• 村井博 ── 撮影
• 佐藤勝 ── 音楽
• 浜上兵衛 ── 美術

【製作会社】

東宝

【配給会社（国内）】

東宝

【解説】

どこにでもいる平凡な男性を意味する名前の主人公・江分利満が酒の席で編集者に小説を書く約束してしまい、その半生を振り返って作品に仕上げるまでがコミカルに描かれる。戦後日本社会の倦怠と均質さが表現される一方で、江分利が文学賞を受賞した後の祝賀会でアジア・太平洋戦争を遂行した政治家に対する怒りをさらけ出す場面が意表を突く。柳原良平によるアニメーションが挿入される点は当時として珍しい。

（執筆：宮本 法明）

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