Saikai Paradise
(c)鶴岡慧子
故郷の長崎県西海市を出て、東京で俳優業をしている一成は、仕事もうまくいかず、また家族や友人から期待されていた恋人との結婚も破棄になる。気まずい思いを抱えながら、友人・上原を連れて帰省する一成。豆腐屋を営む母をはじめ、家族、友人から温かく迎えられるが、気づまりな思いは拭えない。そんな中、友人の親戚である美樹と出会う。一成たちは、かつてこの地で栄えた廃遊園地「西海楽園」の跡地を訪れる。
2025 バンクーバー国際映画祭 Panorama部門
2025 東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門
かけがえのない人を失った男女が、喪失感に対峙する姿を描いたヒューマンドラマ。監督は、『くじらのまち』が第63回ベルリン国際映画祭で上映され、PFFアワード2012でグランプリとジェムストーン賞を受賞した鶴岡慧子。 夏のある日、東京での生活に行きづまった時子（木下美咲）は、深夜バ…
学生時代に制作した『くじらのまち』や『はつ恋』が海外映画祭で評価を得た、鶴岡慧子監督の人間ドラマ。原作は、『きいろいゾウ』の西加奈子の同名小説。 小学5年生のサトシ（山崎光）は、自分の身体の変化に悩み、女好きの父親（草彅剛）に反感を抱いていた。そんななか、転入してきた不思議な少…
初長編監督作品『くじらのまち』が第63回ベルリン国際映画祭で上映された若手女性監督・鶴岡慧子が、自身の出身地である長野県・上田で撮影したミステリー。ひとつの村を完全な無人にするという大胆な演出が注目を集めた。 ある朝、女子高生のマド（小林万里子）が目を覚ますと、周りから人が消え…
世界を魅了する漆器のひとつである青森の伝統工芸“津軽塗”をテーマにした父娘の物語。監督は、初長編映画『くじらのまち』が海外で高い評価を得た鶴岡慧子。 津軽塗職人の父・青木清史郎（小林薫）とふたりで暮らす美也子（堀田真由）は、高校卒業後、近所のスーパーで漫然と働きながら家業を手伝…