Kumazasa no Yuigon
熊笹の遺言
- 公開日
- 2004年5月29日
- 上映時間
- 60 分
- カラー
- Color
- 上映フォーマット
- DV
【監督】
【プロデューサー】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
CINEMA塾
【解説】
ハンセン病違憲・国賠訴訟の全面勝訴から1年、群馬県草津町にあるハンセン病療養所では今も250人以上が暮らしている。裁判のリーダー的存在だった谺雄二さんもここに暮らす元患者の一人。現在は、誰もが自由に出入りする開かれた場所にしたいと、この療養所を総合医療福祉施設にするための活動を続けている。浅井あいさんは、長年連れ添った夫を4年前に亡くす。盲目の彼女は、故郷・金沢にいる目の不自由な少年と文通を始める。50年ほど前から絵を描き続けている鈴木時治さんは、視力が失われてゆく中、亡き妹への想いを描き続ける。政府や世間の病気に対する無理解から、長年に渡って不当な強制隔離と差別、偏見に苦しめられてきたハンセン病患者。2001年、裁判でようやく国の政策の誤りと人権侵害が認められた今日、改めて悲劇の歴史を振り返り現在の元患者たちの素顔を見つめるドキュメンタリー。日本映画学校の卒業制作作品。
【海外窓口】
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