Kedamono no ken
獣の剣
- 公開日
- 1965年9月18日
- 上映時間
- 87 分
- ジャンル
- 劇映画
- カラー
- -
- 上映フォーマット
- -
【監督】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
松竹
【配給会社(国内)】
松竹
【解説】
柴英三郎と五社英雄が共同でシナリオを執筆、五社英雄が監督したアクション時代劇。撮影は土屋俊忠が担当している。
安政四年十月、飯富宿に浪人平木弦之助がやって来た。彼は人材登用藩政改革の藩論を覆えせると判断し、城代家老山岡監物を斬った。だがこれは次席家老星野頼母の策略であった。しかも平木は、星野の命令で、監物の一人娘山岡美沙とその許婚鳥尾大三郎、剣術師範香取軍太夫らに、仇として追われる身となった。追手の一行は顔役の寅五郎の助けで平木を見つけ、仇討ちと迫ったが、平木の親友であった鳥尾は、平木を射つことができなかった。平木は寅五郎の子分丹次から、山奥の川で砂金が取れることを聞き、逃げる金を求めて、丹次と二人山へ入った。山には藩の命令で砂金を掘る山根十郎太と妻たかがいた。山根はこの仕事を終えると、郷士から士分にとりたてられることになっていた。平木を追って、美沙らも山へ登った。一方山師の荒岩たちは、山根の砂金を横取りするため、たかを人質に連れていった。悲鳴を聞いた平木は、荒岩からたかを救けた。その間、香取は単身平木に近づき、対決したが、平木は危ういところを、山根に助けられた。さらに鳥尾も美沙を置いて香取を探しに行くが、そのスキに美沙は荒岩らに犯された。一方山根は藩から取りに来た家老の坂崎らに砂金を渡したが、山根夫婦は藩政の秘密を知っていることで、坂崎らに斬られた。藩政のためには虫けらのような武士の空しい末路を目の前にして、平木も鳥尾も、斬り合うことの無駄をかみしめた。汚された美沙も、すでに仇討の執念は消えていた。
【映連データベースの作品紹介ページより】
【海外窓口】
松竹(株)
海外事業部 グローバル営業室
104-8422 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル
tel: 03-5550-1623
fax: 03-5550-1654
E-mail: ibd@shochiku.co.jp
http://www.shochiku.co.jp