全検索

タイトル検索

公開年:
製作年:

※検索オプション

スタッフ・キャスト検索

※検索オプション

会社・団体検索

※検索オプション

カテゴリー

ジャンル

ジャンル詳細

黒澤明 (1910-1998)

KUROSAWA Akira

©黒澤プロダクション / 国立映画アーカイブ提供

©黒澤プロダクション / 国立映画アーカイブ提供

青年期は画家を目指したが、遍歴ののち1936年に東宝の前身であるP・C・Lに助監督として入社。山本嘉次郎らのもとで助監督修行に励み、1943年の『姿三四郎』で監督デビューを果たす。戦後の厳しい世相を見つめた『醉いどれ天使』(1948)、『野良犬』(1949)などで頭角を現し、1950年の『羅生門』は翌年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞、日本映画の高い芸術性を海外に知らしめた。以降『生きる』(1952)、『七人の侍』(1954)、『蜘蛛巣城』(1957)、『用心棒』(1961)、『天国と地獄』(1963)など多彩なジャンルにわたる骨太の傑作群を送り出し、日本国内のみならず各国の観客たちから強い支持を得た。後年には『デルス・ウザーラ』(1975)、『乱』(1985)といった海外資本による大作も手がけた。生涯に手がけた30本の作品は、いずれも世界映画史において巨大な存在感を放ち、今なお世界の映画人に多大なインスピレーションを与え続けている。

(執筆:藤原 征生/参考文献:国立映画アーカイブ企画上映プログラム)

【スタッフ】