Aru eigakantoku no shogai Mizoguchi Kenji no kiroku
ある映画監督の生涯 溝口健二の記録
Kenji Mizoguchi: The Life of a Film Director
- 公開日
- 1975年5月24日
- 上映時間
- 150 分
- ジャンル
- ドキュメンタリー
- カラー
- Color
- 上映フォーマット
- -
- スクリーンサイズ
- Standard (1:1.37)
【監督】
【プロデューサー】
【キャスト】
【スタッフ】
【製作会社】
近代映画協会
【配給会社(国内)】
日本アート・シアター・ギルド
【解説】
巨匠・溝口健二監督の作品と人間像を、スタッフや出演者などの証言で追った異色の傑作ドキュメンタリー。
世界的にその名を知られている日本映画の巨匠・溝口健二を師と仰ぎ、溝口から映画を学び、鍛えられたこともある新藤兼人は、その芸術と人間像を鮮明にするため自らインタビュアーとなって、溝口作品に関わった人たちやゆかりの人たちの話を聞くたびをスタートさせた。インタビューに応じたのは、田中絹代や山田五十鈴など溝口作品の出演者たち、依田義賢らシナリオライター、宮川一夫などのカメラマン、助監督をつとめた増村保造たち。他に、大道具係、小道具係、照明係、映画批評家、さらには、もと祇園の芸妓…等々、総勢三九名。この多彩な人たちの証言で、溝口の生い立ち、人間形成、監督修業、女性関係などが明らかにされてゆく。溝口は若い頃に愛人にカミソリで斬りつけられたり、最初の妻が発狂したりと凄絶なまでの女性経験をしているが、そうした部分も女優の浦辺粂子らの証言で赤裸々に語られる。そして、こうした体験が、残酷なまでに女性の真実を追求した溝口映画にどう反映していたかが究明されてゆく。溝口が片想いを続けていたという田中絹代への執拗にして迫力あるインタビューを経て、映画は溝口の最初の妻が入院中の病院の外形を撮ったシーンで終わる。
【近代映画協会公式資料より】
【海外窓口】
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代表:新藤次郎
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